早期英語教育②

早期英語教育②

子供への早期英語教育って意味ある?②学生時代(中学~大学生時代)

今回は子供の早期英語教育②と題して、学生時代(中学~大学生時代)に早期英語教育の成果があったのか?、そしてこの時期にやっていた英語の勉強について書いていきたいと思います。
この記事を読むことによって、早期英語教育が学生時代にどんなメリットがあったのか?、また学生時代にどんな感じで英語に触れていて、社会人になって英語がどれくらいのレベルになったのかについて、参考として理解出来るかと思います。

 

まず、早期教育の学生時代のメリットですが、正直、この時期はメリットを感じたことはそこまでなかった気がします。
というのも、小学生から始めた野球に夢中になってしまい、英会話に通うこともなくなり、英語を触れるのが学校の授業だけになってしまいました。
確かに中学校から始まった英語の授業の中で、苦手意識は全くなく取り組めたのでその部分でいうとメリットかもしれません。
英語の成績も飛び抜けて良かったというわけでもなく、中の上くらいの成績だと思うので、早期教育の成果があったのか?と考えると何とも言えないレベルかと思います。
ただ、この時期に授業以外に全く英語に触れていなかったのか?というとそういうわけではなく、映画という形で触れていました。
父親が洋画好きだった影響で、この時期からツタヤやゲオで洋画のDVDをレンタルして、英語音声の日本語字幕で見るということを休日にやっていました。部活がオフの日の楽しみで、良く覚えています。
通常、まだこの年齢の学生の場合は吹き替えで観る人の方が多いかと思うのですが、英語音声で見ていたおかげでネイティブ英語に触れる時間が取れました。
つまり、リスニングということに関していえば、幼少期から学生時代まで継続して出来ていたということになります。
そのおかげで、TOEICで830点を取得することが出来、現在もなんとかというレベルですが、外資系企業で2年間勤務しています。
今、振り返ってみて思うと、早期英語教育で効果が出る、他の人と差がつくのはリスニング力だと思います。
リスニング力=英語を聞き取る力になりますが、これがないとそもそも英会話が出来ません。
リスニング力のレベルが高いほど、おそらくですがスピーキング力も比例して高いはずです。
ただ、リスニング力はある程度までは鍛えられると思いますが、ネイティブレベルになるのはかなり難しいと思います。
ピアノと一緒で幼少期のインプットである一定のレベル以上になるかが決まってくると思っています。
その為、文法や単語は後から詰め込めば何とかなりやすいので、もし、早期英語教育を実のあるものにしたいのであれば、とにかくネイティブの英語をいっぱい聞かせましょう。
音楽でも映画でもテレビでも何でも良いと思います。
専門家ではないので断言は出来ませんが、とにかく英語の音やリズムに慣れさせることを第一目的と捉えて、そこを中心にやるべきだと個人的には思いました。

 

この記事で伝えたいことは一つです。
早期教育で大事だと思うのは、『英語の音やリズムを大量インプットすること』だと思います。