早期英語教育

早期英語教育

子供への早期英語教育って意味ある?①幼少期~小学生時代まで

巷では早期英語教育、すなわち幼少期から英語の音声学習をしたり、フラッシュカード(単語や対象物の絵が書かれているものを1~2秒の短時間でめくる学習法)をやらせてみたり、英語に対する意識が高まっていると思います。
また、日本国内の景気の悪化、将来性の無さを悲観する人々が海外に出稼ぎに出たりする人もこれから更に増えてくると思います。
ただ、英語を仕事で使えるようになるにはなかなか、ハードルが高いもの・・・
親であれば、自分の子供に対してはなるべく少ない労力で英語を話せる状態にしたいですよね?

 

今回は多少なりとも早期英語教育の経験がある私が実際に成長していく中で身になったと思うことや経験を書いていきたいと思います。
そして、現在、英語の習得度に関してはどうなのか?についても書いていきます。

 

まず、私自身の経験ですが、幼少期(幼稚園に入る前)でいうと、ディズニーのアニメや海外のアニメ(ポパイやトムとジェリーなど)を観ていた記憶があります。
英語音声で日本語字幕があったかそうでないかは覚えていないのですが、そういった形で英語に触れていました。
フラッシュカードなど特別な学習はしていなかったと思います。
そして、幼稚園ですが、英語の授業があり、校長先生も外国人というキリスト教系の幼稚園に通っていました。
生徒は日本人ですが、各人に英語の名前が振り分けられたり、聖書の授業があったり、英語が身近にあった日々でした。
その時は英語を話すのは単語やフレーズがメインだったと思いますが、外国人と過ごすことや英語をヒアリングすることに関しては当たり前の環境にいた為、英語に対しての壁は感じずに現在まで来れたのかと思います。また、ヒアリング力に対してもこの幼稚園時代にある程度の英語をインプット出来たからこそ、今でもヒアリングはある程度出来ています。
ヒアリング力を鍛える為には、やはりある程度幼少期にインプットが必要と個人的にも思います。
英語特有のリズムやイントネーションを受け入れるベースがないと、大人になって英語を身に着ける際に労力が必要になるのです。
ですので、幼少期の英語音声のインプットに関してはおススメいたします。

 

巷では0~3歳の間に大量のインプットを行うと良いといわれていますが、同じような時期にインプットは出来たのかなと感じています。
そんな感じで幼稚園時代は英語を身近に感じながら、過ごしていたのですが、小学生時代は低学年の時に駅前の英会話教室に週に1回だけ通っていました。ただ、特に英語が好きなわけでもなく、やらされている感じが強かったです。
今、思うと、当時に一緒に切磋琢磨できる友達がいたり、英語を学びたいと思う理由があればもう少し習得度も変わってきたのかなと思います。
今、早期教育を考えているあなたは、ただやらせるのではなく、
同時に英語を学ぶとこんな楽しい未来が待っているよ!というような理由付けを考えてほしいと思います
例えば、僕個人の経験でいうと、大学生時代に家族で香港に旅行で行った経験が大きいです。
初めての海外ではなかったのですが、日本とは異なる雰囲気(元々、英国の植民地だったので、ヨーロッパの文化とアジアの文化がミックスして魅力的)に感激し、また、街を歩く人々の活気が凄く、直感的にこんな場所に住みたい、生活してみたいと思いました。
それから月日は経っていますが、コツコツ英語には触れ続け、理想を叶える為に努力をしています。
あくまで一例ですが、上記の様な理由があれば、誰かに言わなくとも勝手に勉強するようになるはずです。
なぜなら、それが自分の願望ですので。
ただ、その為には親自身が広い見識と柔軟な考え方を持ち、子供に示せるようにならなければいけません。
そう考えると、子供だけではなく自分自身も勉強が必要かもしれません。
奥深いですね…

 

 

少し長くなりましたので、次回にまた学生時代について書いていきます。